建設業決算報告
決算変更届とは、建設業許可を取得した建設業者が1年に一回、許可行政庁に届出なければならない決算報告です。
建設業決算報告とは
建設業は、工事の着工から引き渡しまでに1年以上かかることの多いため、この特殊性を考慮した建設業会計に基づいた財務会計の制度が採られています。 建設業許可の許可を取得した建設業者は、この建設業会計に基づいた会計処理を行い、定められた様式で、許可行政庁に報告しなければなりません。
公共工事などの入札参加をしている建設業者やこれから参加しようとしている建設業者は、この決算報告で提出した財務諸表をもとに経営状況分析を受け、 工事の実績などと合わせて経営事項審査(経審)を受けななければ、入札参加資格を得ることができません。
また、建設業許可を受けた後は、毎年決算が終了するごとに決算報告をしなければなりません。決算報告は事業年度終了後、4ヶ月以内に提出しなければなりません。